澤村と大石を観に行くのこと

 昨日の日記で「週一で野球を観に行きます」と宣言し、早速ドームに巨人−西武戦を観に行きました。今年の東京ドーム初戦、僕にとっても初戦。ジャイアンツは澤村、ライオンズは大石という黄金ルーキーが先発。さらに菊池が投げるかもということで、この日はピッチャーに注目しました。


ストレートの重要性

 僕自身、野球部時代は球の遅いピッチャーでした。でも、コントロールと縦カーブを磨いて、甲子園出場経験のある学校相手に無失点に抑えたりしたので、一番大事なのはコントロールと今でも思っています。
 が、やはり「ストレートの威力」は大事であると、改めてこの日の澤村に思い知らされました。


 セットから140キロ後半を常時計測し、その速さはもちろん、素人目に見ていても球が重そう。ライオンズ打撃陣が内野フライに打ち取られる場面も何度かあり、その威力を思い知らされます。ファイターズの佑ちゃんも、キャンプ中しきりにストレートの重要性を説いていましたが、こういうことなんでしょうね。


 一方で、威力あるストレートの屋台骨となるのがコントロールです。澤村は昨日を含め実戦登板3試合で未だ四死球ゼロ。この安定感が、一番の魅力であるストレートをさらに輝かせているのです。

大石と菊池、だけじゃない!

 ライオンズの先発は大石。早大時代は抑えをやっていたのですが、プロ入りして先発に転向。特にスタミナ面の心配をしていたのですが、この日は2イニングだけだったので真価は読めませんでした。代わりに、先発用として磨いてきたカーブを使う場面があったのですが、大学時代ほとんど投げていなかった割には悪くなかったと思います。


 ただいかんせんどの球も高かった。その分結構いい当たりをされていました。野手の正面にいったのは左右のコースだけはある程度決まっていたからかなぁ。


 2番手の菊池。1イニングだけでしたが三者凡退で締めるナイスピッチング。実は1軍初登板だったんですね! 腕が振れていて、ストレートも良かったのではないでしょうか。


 そしてもう一人紹介したいのが、ライオンズの牧田。菊池の次に登板して2回を無安打無失点。俊介ばりのサブマリンで、ゆる〜いカーブがとても効果的。あれで阿部やライアルから三振を奪っていたのがとても印象的でした。今後続けて見ていきたい投手ですね!


大田は……。

 ジャイアンツの中で、今応援している選手というと、僕は大田なんです。やっぱり小さい頃に松井の活躍を観ていたファンからすると、背番号55は特別なもの。それを受け継いだ大田にはぜひとも活躍してほしい!


 ……んだけど、昨日は快音を響かせることはできず、ファーストの守備でもちょっとポロったり、アピールできませんでした。外角のボールにえらい引っかかってたのが気がかり。2軍ではいっぱいホームラン打ってるんだけどなぁ。


 何とか1軍に残ってほしいです。がんばれ大田! Tシャツ買ったよ!